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相続かわら版 新着情報

相続時精算課税制度

2015/06/10


 ━将来、価値の上昇が見込める財産を━


生前、波兵衛(60歳以上)は相続時精算課税を利用して
ササエ(20歳以上)に株式会社穴子の株式を贈与していました。

贈与した株式の贈与時の価額は3,000万円です。
『この株式はこれから株価が上がるだろうから、この際少々の贈与税を払ってでも
今のうちにササエに贈与しておいたほうがいいだろう』と波兵衛は考えたのでした。
当時ササエは3,000万円-2,500万円=500万円×20%=100万円の贈与税を支払っています。

さて、波兵衛の相続が発生しました。
波兵衛には相続財産として預貯金2,000万円があり、
相続人はプネ、ササエ、カヅオ、ワガメの4人です。

カヅオ「株式会社穴子の株式の価値は今1億になっているんだよね~。相続税が大変だ!」
マズオ「カヅオ君、贈与時の価額で相続税の課税を受けるのが、相続時精算課税制度なんだよ。」

というわけで、預貯金2,000万円+株式3,000万円の合計5,000万円が
波兵衛の相続財産となり、基礎控除は3,000万円+600万円×4人で
5,400万円ですから、基礎控除額以下となりますので相続税はかかりません。

波兵衛、ナイス判断でした。
ちなみに、相続税の申告をすることにより、ササエは先に
納付した100万円の贈与税の還付も受けることができました。

カヅオ『ササエは贈与税も還付・・?納得いかないなぁ』

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