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■ 勤務間インターバル制度について ■

2017/02/01

 昨年は、過重労働にスポットがあたった年でした。

 その防止策のひとつとして、厚生労働省では、勤務間インターバル制度の
普及促進のため、平成29年度予算において、当該制度を採用した中小企業に
対して、助成金を支給することを決定しました。

 勤務間インターバル制度とは、一日の勤務を終えてから次の勤務を開始
するまでの間に、一定の間隔をあけることにより、従業員の休息時間を
確保する制度です。
 たとえば、勤務間インターバルを12時間とした場合、当日の勤務終了
時間が午後10時であれば、翌日の勤務開始時間を午前10時とするものです。

 すでにEUにおいては、最低11時間の勤務間インターバルを設けることが
加盟国内企業に義務づけられていますが、これまで我が国においては、
法的規制は行われていませんでした。
 今回、厚労省としては、法的規制を行うのではなく、まずは助成金支給に
よって当該制度の普及促進を図るということのようです。
 助成金の募集要項はまだ発表になっていないので、詳細はわかりませんが、
当該制度導入のためにかかった費用(就業規則の改訂費用、従業員への周知
徹底に要した費用、コンサルティング費用等)の4分の3が50万円を上限と
して助成されるということです。

 中小企業は大企業と比較して人材を確保しにくく、従業員の過重労働に
頼らざるを得ない場合もあり、勤務間インターバルを設けることは難しい
状況も考えられますが、従業員が健康に働いてこその企業発展ともいえます。

 今年は、経営者にとって、従業員の労働環境について深く考える1年に
なりそうです。

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