ホームへ戻る

業務案内


かわら版 新着情報

■ 放ってはおけない「うつ」 ■

2016/12/15

 労働者が50人以上いる事業所では年1回のストレスチェックをすべての
労働者に対して実施することが義務付けられました。これはメンタルヘルス
の不調を未然に防止するための仕組みで、簡単に言えばうつ予防の制度です。

 うつになる原因は自信の喪失や過度のストレスなどがあり、心身の不調へ
と影響を及ぼしていきます。そうなる前に、身体の自己管理と同様にメンタル
もセルフケアによって整えていくことが必要です。

 例えば、誰かに嫌われてしまって自信がなくなってしまったとしても、
「私はこの人に好かれなければいけない」と思っていることを少し変換して、
「私はこの人に好かれたら嬉しいけど、そうでなくても大丈夫だ、生きていける」
くらいに切り替えることが大事です。目の前のたったひとつのことにとらわ
れるのではなく、視点をもっと離して客観的に見てみると、目の前の大きな
問題に感じていたことも、意外にそれほどでもなく小さな悩みに変えてしまう
ことも可能となります。

 過度のストレスに対しては、最終的には今のストレスが発生する環境を変えて
ストレスが生じないようにするということになりますが、そこまで行き着く前に
休養や睡眠・適度な運動、自分にあったリラックス法を身に付けることによって、
ストレスを軽減又はリセットさせることがとても有効です。また日々の健康を
良好に保つことで、良くないことでもポジティブな思考で消化しやすいように
することができます。体調がすぐれないと思考もマイナスになりがちです。

 それでももし自分や又は周囲の人がうつになってしまったら、うつから逃げる
のではなく、積極的にかかわって克服していく必要があります。うつは不安定だ
からといって見守っているだけでは改善しません。現実には、有効な手順を踏ま
ないまま、なかなか回復が難しく復職までできていないことが多いと思いますが、
段階的に、単純作業等できることの繰り返しなどで少しずつ自信を取り戻してい
けるように復職プログラムを実施していくことによって復帰することができます。
元の職種自体がストレスの原因である場合には復帰ではなく別の適正な職を検討
します。最寄りの市役所等でうつの人の復職支援を行っていますので、活用して
みるのもよいでしょう。

 ストレスの反応は人によって色々な症状で出てきますが、うつ病の初診患者の
90%に不眠があると言われています。自分で異変に気付くことができなくなっ
ている人もいるかもしれません。症状がひどくなる前に、周囲の人が気付いて一
緒にケアしてあげるのもとても大切なことです。

ファイルのダウンロード

  • 次のページへ
  • 一覧へ戻る
  • 前のページへ

ページの先頭へ戻る



〒810-0023 福岡市中央区警固2-12-5 篠原CPAビル
TEL:092-751-1605/FAX:092-741-2581/E-mail:info@shinohara-cpa.com