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公認会計士事務所通信 新着情報

ROE(株主資本利益率)とは

2013/12/25

今月の6日より、新たな株価指数であるJPX日経インデックス400の運用が開始されました。
これは、企業の収益力に着目した指数で、国内外から投資マネーを呼び込むことを狙って
導入された株価指数であり、ROE(株主資本利益率)などが高い企業400社で構成される新しい株価指数です。
では、このROEとはどのような財務指標なのでしょうか。
 ROEとは資本の運用効率を判断する財務指標であり、下記の算式によって求めることができます。

ROE=当期純利益÷株主資本    
*原則として、分母には前期末と当期末の平均額を用います。

分子の当期純利益には、株主に帰属する利益である損益計算書の税引後利益を用います。
また分母には株主より出資された資本金等と当期以前の純利益が蓄積された
利益剰余金により構成される株主資本を用います。
ROEは、株主の持ち分に対する利益の割合を示しています。
したがって株主にとっては、投資した資金がどれだけの利益を生み出すかを判断する指標となります。
また経営者の立場からは、資本効率の良い経営ができているかの判断材料ともなります。
このためROEが高い企業は、株主の持ち分である株主資本を効率的に利用することができており、
収益性が高いと考えられます。
但し、ROEは上記の算式の通り、株主資本の額が小さくなれば高まることとなり、
総資産額と利益額が同額であれば、負債の利用度が高く株主資本比率が低い企業の方が
ROEが高くなるため留意が必要です。
 これに対応するために、ROA(総資産利益率)という財務指標があります。
ROAは、下記の算式の通り株主資本と負債を合わせた総資産に対する利益の割合を示す指標であるため、
負債の利用度の影響を受けないという利点があります。
その反面、株主にとっては投資した資金の運用効率が判断できないという欠点があります。

ROA=当期純利益÷総資産

 ROE及びROAのそれぞれの特性を理解し、適切に活用することにより企業の収益性を判断することができます。

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